迷う日

 バンコクにて迷う。いやバンコクであろうが日本であろうが私はいつでもどこでも常に見知らぬ土地では迷ってばかりであった。迷う事は私の生来の業であるとも言えるか…。
 全く迷わぬ日は無く迷わぬ心も無い…。