2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

寒暖の差の地

今月も終わったなと思っていた矢先。 迂闊にも考えていなかったが急にkd統括長から連絡が入り。 「明日から長野のM支店へ行ける?」と。 行きますと即答。 支店の他の社員の人は皆行っていたので今度は私の番だとは理解していた。 しかも、いまの現状では辞…

縛られるS嬢

仕事を辞めたいと彼に言った。これから物入りだから無理ですときっぱりと彼。 車も必要だよ、電子レンジもパネル表示が切れてるから新しいのが必要と。 しかし私は所持という概念をできるだけ無くそうとしたい。所持するとそれに縛られる、それが無ければダ…

償う命

私の命 命と命の出逢い 薄れ行く命 廃れゆく… 邂逅する命 一期の出逢い 平安時代、中世、第二次世界大戦、戦国時代、三国鼎立…様々な時代を経て 今現在の命の触れ合い やがて思い出す事になるあの日の出逢い 私と彼女の… 私と彼の…上司の…彼の…妹の…母の…メ…

カムチャツカ半島の英雄

サドが流す涙 湯煙に消える殺人犯の姉 生きたままの馬をロープにつなげながら食う、馬刺の踊り食い 飛んでいるイナゴを口を開けて待つ三年寝太郎 銭湯の温泉に潜り底の方へ行くとそこは別世界 ルーシーの洋服ダンスに似た

猫の足跡

招き猫の足跡 雪の上に歩いた痕跡 招き猫の独特の足型が

君に向かう足

足が寒い 君とこすりつける足の温かさ 湯たんぽを買って 眠そうな目を こすりながら 朝、弁当を作る君 銭湯が温かい。 先頭は鶏、後ろは牛 戦闘は止まない、病むのは女子供 尖塔を目指し、諸案を求む

水没する私

海に落ちる… 名刺がへにゃりと お札がふにゃりと タバコがへちゃりと スーツがくにゃりと あらゆる身につけている物が水分を吸う 膨張する物々

写実主義的場当たり主義

差押の手続きをする。前の会社では、全くしたことが無く今になって手続きをしていると裁判所の債権執行係から不備の指摘ばかりだ…。 やめよう写実主義は好きでない…。 一日が緩慢に過ぎていく、次の仕事も探そうか?Tさんも配送の仕事に面接に行ったのだが…

消え去る人々、或いは新しい人生

バーへと急ぐ そこにジョンが待っている しかしジョンはトイレで瀕死の状態 救急車すら呼べないいきさつ カジノへと向かう そこにボブが待ち構える カジノに入る前にボブにコテンパンにやられる パトカーを呼ぶ前に救急車が到着 ここはどこだ? 自分の人生は…

悪魔的官能

悪魔とのセクス えもいわれぬ快楽 赤い目からは迸る情欲 それは 自分の命と引き換えの悦楽 快楽の代償 この世で最高の… そしてこの世で最後の… 死に似た… いや死そのものであるのか…

彼の向かう永遠の先

団地、集合団地。 が並ぶ。 或るお宅を訪れようとするが…。 似たような団地が彼方まで並ぶ。 地平線の向こうまで…。 彼は彷徨う。 K1301号としかわからない。 棟には棟数の番号の記載も無い。 手前の棟から片っ端から登っていく。 しかも一階は101号…

新聞配達人S

延滞のお客様で新聞配達の人がすでにやばい状況になっていた。 家に訪問するも、オートロックのマンション。 店長命令で新聞配達の店に張り込み。店に入った所で電話して交渉するとの作戦。 申込時の本人のパスポートの写真を見ながら西郷隆盛似の男を捜す。…

海底へと沈む感情

連日の疲労と寒さで熱が出る。 憔悴しきる精神と肉体の底辺にまで及ぶ打撃。 布団で寝ているとまるで海底へと沈むような感覚が脳の表皮を覆う。 感情が不安定に…。不快が…。深い海の底を漂う。右に左に…ゆるりと…。

金銭的土壌を吹く風

結果的に支店の女性が他の支店への異動となる。 金銭という暗黒の土壌の上をこれまた黒い風が吹きすさぶ。

金銭的不信と不審の間

ATMに原因があるかもとの事で調査するも結果は不明。 今日も結果として遅くまでの検証。どうする? どうも出来ない。

金銭的憂鬱

朝レジが合わない。2万円足らない。金曜日は合っていたのに…と。 誰かがパクッタか?と疑心暗鬼が。 夜23時まで検証するも解明せず。

行方不明な透明人間

行方不明になる人々。 事情はそれぞれ。 捜索願を警察に。 透明人間が行方不明になれば捜索は困難だなと思案した…。

物語に雨が降る

或る物語に雨が降る情景。

歳月の過ぎ行く日々

誕生日が再び。一年が過ぎたと感じる日?感慨は無い!

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雪の降る街

雪の降る街を。思い出だけが通り過ぎてゆく…。 豚の降る街を。かもめの降る街を。 髪の降る街を。シャブの降る街を。 天使の飛ぶ街を…。悪魔の棲む街を…。 空気の澄む街を…。空気の濁る街を…。

成人する嘘

或る時期を過ぎれば成人か。そのボーダーは様々。国や地域、民族、宗教、時代。 朝から或る家庭を訪れた。父が出た。不知主張され…。

滞空時間の長い猫

友が遠くから車でわざわざ家に遊びに来てくれた。 様々な話をした。 いつもは人見知りする家の猫のメイは彼には何気に遊んでいた。 私、細君、メイと。 メイはいつもより滞空時間の長い飛び方で空間を走っていた。 友の細君の実家も猫を飼っていたと。 そう…

土地の名の下で彷徨う

朝から細君の親戚が家に。従姉妹2人と叔母、子供が4人。騒々しい事この上ない。 ホカ弁を買って食べる。図書館へと逃げる、休みの日くらいは喧騒から離れたい。 孤独の時間が必要。閉館まで図書館を彷徨う。 地下鉄に乗り髪を切りに。その後本屋でポプラ社…

言葉が変換する。 以前フランスのホテルでチラシ配り探していますとの張り紙を見て。 チラシ配りの人が行方不明になったのか?と心配してホテルのオーナーに聞いた事があった。オーナーはいやチラシを配ってくれる人を募集しているのだよと言った。 はずかし…

仕事を辞めたいと思った。何度も考える。しかし収入が途絶えればと考えると…。 年収100万で生活する知恵を身につけ安隠なるくらしを今から心がけよう。 年収100万円で楽しく幸せに生活する本作者: 実藤秀志出版社/メーカー: 経済界発売日: 2002/02メディ…

進化する変化の証なる飛行

朝から友達の家に新婚旅行のお土産を持って行く。久しぶりに会う友。 同級生。久しぶりとは思えない会話。変わらない。 しかし、もはや三十路。歳はとらざるを得ない。 数々の思い出。良い事も悪い事も…。 同時代を生きる。同時代でも出会うべくして出会うの…

寒風の夜

寂しさと自由。 自分のしたいようにするには多少の我慢が必要。 結婚は我慢と辛抱だよと以前の上司の言葉。 それはなんにせよ。 私には全く足りない。怒ってばかりだ。 言葉の重要性。

静かなる宴

電車で大阪へと帰ると言っていたが猫が電車ではうるさいとの事で急に車で堺へと戻る事になった。 そして静かなる宴。 通販で買ったカニを静かに食らう宴。