約束された地

パレスチナイスラエルで戦争が始まった。

愕然的貧困や驚愕的戦争を知らない私たち世代は、ウクライナとロシア戦争から始まった局地的第三次世界大戦にどう向き合えばよいのだろうか?日々平和で安穏としている私たち日本国民は、まあ特に日本だけをことさら卑下することも無いのだか、日本に生まれた日本国民である私は遠くの虐殺や人の大量の死をただ数字だけで追っているだけた、守られた平和な日々で…。

やがて、南米縦断を私の人生の最後の試みと考えてはいたが、この殺伐としてきた世界情勢の中で、安穏と旅行する私は、果たして正義と言えるのだろうかと自問を続けた…。