ダークサイドと闇の中の光

お父さん、どうしてダースベイダーはあんな風になってしまったの?と下の息子が聞いてきた。私は少し考えて「まあ、誰でもダークサイドに陥る事があるんだよ」と白々しく答えた。

そしてその答えを反芻しているとやがて下の息子がダークサイドに陥って私が彼と対決する時が来るかのような錯覚に陥った…。

いや、だが逆に私がダークサイドに陥って下の息子が私を打ち負かせる事を希求する感覚だけが私の希望となった。