シャルワール カミース

 なにかと不平等なインドに比べて。なんとか平等にしようというイスラムが好きになっていた。
パキスタンの人が着ている民族衣装(シャルワール カミース)を買おうと市場をうろついたりした。
すると反物屋の主人がこっちに来いと、そしてよく来た日本人と握手した。日本の物価や賃金の話をした。*1

 そりゃ確かにパキスタンと比べると物全体の物価が違うからなと思ったが。やはりパキスタンは貧しい国の一つなのだろう。昼になり昼食を食べていけと言われ最初は断ったがせっかくの普通の家庭の食事とはどんなのかとよばれる事にした。昼食も終わりこれからどうするのだと主人が聞いてきた。民族衣装が欲しいと言うとなら案内しようと反物屋の従業員が案内してくれた。きちんと値段の交渉もしてくれた。シャルワール カミースは300Rs頭に巻くのは100Rsだった。そして礼を言って男と別れた。このようなパキスタンの人の優しさに触れるともう少しこの国の事を知りたかったなと後悔の念も湧き出てきた。

*1:この日はフルムーンだった。