2004-01-01から1年間の記事一覧

移動する民

店長が急に異動になった。関西のA支店へ。 イスラエルの民は、約束の地で落ち着く事無く戦闘を重ねる。土地を奪われたパレスチナはどうだ?ジャンジュネが愛した彼地は?それに比べれば北海道や沖縄転勤は小さな日本の小言にすぎない。そして、課長から来年…

交差する時

時が過ぎる、或一瞬。明日から従兄弟のS弘君が群馬へ行くと言ってた。ので電話をした。今大阪のホテルにいるとの事だった。車の組み立てで、給料は良いかもしれないが、人伝でかなりしんどいと聞いていた。大丈夫かなと思ったので電話したのだ…が結構元気そ…

雨の音

静かに雨の音が響いていた。空は大地に恵みをもたらす。人の行いは空しく、虚空の音は聞こえない。戦闘が続くイラクのバクダッドで日本人が殺された。新潟の地震では、車の間に挟まっていた男の子が助かった。しかし、その母は死んだ。 生と死、聖と詩、性と…

病院の庭

ただ、死を待つだけの庭。

デジャヴとその子供

ちいさなデジャヴ。最近頭の右上の下のあたりが時折痛む。ピキピキと音をたて痛みが走る。酒の飲み過ぎかと思うが、どうだろう?そう小さなデジャヴ。仕事で色々と車で走り回るがその時々に軽いデジャヴを感じるようになった。何かの予兆だろか?パリでも、…

続 ばらっちからカモメール―最後のラブレター作者: 鴨志田穣,西原理恵子出版社/メーカー: スターツ出版発売日: 2004/10メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 20回この商品を含むブログ (21件) を見る

禁書を闇で売る人。 知への欲求。 隠されたものへの欲求。 禁書売り―緒方洪庵・浪華の事件帳作者: 築山桂出版社/メーカー: 鳥影社ロゴス企画部発売日: 2001/04メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る

過ぎ去った残像

残りの日々が終わろうとしていた。

衣紋掛け

言いづらい「あの一言」がスッと言えるようになるのは今だ!と消費者民法のすすめを提唱する男に会った。

とアジア映画、ホモ的男たちの絆。 吉田喜重の全体像作者: 四方田犬彦出版社/メーカー: 作品社発売日: 2004/07メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (8件) を見る

たのしいカメ・メダカ・オタマジャクシ・ザリガニ・ヤドカリ (セレクトBOOKS)作者: 山崎浩二出版社/メーカー: 主婦の友社発売日: 2005/06/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る

誰も教えてくれない「消費者金融」の始め方・儲け方―開業までの手順と準備・登録申請・運営ノウハウ作者: 山本鐘博出版社/メーカー: ぱる出版発売日: 2003/05メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (1件) を見る

不思議な旅人

旅のそなたよ!今はいずこ?

文学的商品学

文学の中の商品の考察。 文学的商品学作者: 斎藤美奈子出版社/メーカー: 紀伊国屋書店発売日: 2004/02/18メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (49件) を見る

東南アジアの熱帯

昨日から、5連休が始まった。夏休み。そう東南アジアへ、熱帯の海へ…。行こう、透明な海へ………。

夜の疾走

オープニング・ナイト【字幕版】 [VHS]出版社/メーカー: 東北新社発売日: 1997/08/22メディア: VHSこの商品を含むブログ (3件) を見る

片腕

片腕ドラゴン [DVD]出版社/メーカー: スパイク発売日: 2002/01/31メディア: DVDこの商品を含むブログ (2件) を見る

らもが残した微笑

彼については書かないでおこうと決めていたが、時間がたちいざ生きる者の側に立ち少しの感慨がある事は確かだ。らもの精神と共に私の青春が歩んだと言っても過言ではないと思っている。らもが眺める世界を身にしみてただうなずいていた。 数々の死線を乗り越…

白浜にて

海は毎年行っている。白浜が好きだ。朝6時に家を出て、白浜に向かった。 山目君とは5年前から共に泳ぎに行っている。去年から、東元君も参加するようになり。今年からは3人での白浜行脚だ。 予定より早く着いたので三段璧へ行く事にしたが、駐車賃500…

世界と人間

仕事で或家庭を訪問した。山の上にあり、長屋風なしょぼくれた建物が並んでいた。家には表札も番地を記した物も無く、訪れる予定の家を探すのに苦労していた。その長屋の真中の家の裏の庭に浅黒い女の子がいたので、「ここは何番地?」と聞くと「無番地」と…

欠けてる人々

普通の人というのはいない。人は皆どこかしら欠けている・・・。それは心の一部であったり、外見や行動などなにかしら欠けているものである。 当たり前の事だが、しかし自分に欠けているものを認識しているかどうかというのが重要である。認識している人は謙…

コミュニケーションはいまや学ぶべきものとなったのか? 人と人の諍いは絶える事無く。 クレームの強さが全てか? コミュニケーション学がわかる (アエラムック)出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2004/01/28メディア: ムックこの商品を含むブログ (1件) …

ドラックス、エイフェックスの彼方はどこだ?ドラックはもう止めたよ。 図書館へ行く。 クッツェーの夷狄を待ながらとフランス語の本を借りる アジア・ケチケチ買い物旅行―かわいい・安い・珍しいのとっておき情報 (PHP文庫)作者: 長崎快宏出版社/メーカー: …

エロスの宴

ペニスを吸われていた。フェラは好きだ。大好きだ。彼女に吸われる俺のペニスはさめざめと脈打っていた、そして凛々と輝いていた。棒であるペニス。

栄光

夢を見た。朝新聞を読んでいると。なんと私がカンヌ映画祭で、編集賞をもらったという記事がでかでかと載っていた。母はたいそう喜び、私もまさかと思い。単純に嬉しかった。しかし、私の家に来るべき報道陣の姿は無く。寂しい思いばかりがつのった。家の門…

龍神の住む都

龍神が住むその都には、鬼が住んでいた。鬼はその龍神を食らっていた。 龍神は、人々のかわりに鬼に食われる事を了解していた。そのため人々は龍神を大切にあつかっていた。そんな或日。

龍神と雷人

大阪に住む親戚の叔父と叔母が竜神温泉に短期にあずけられている祖母に会いに行くと言うので、私も長らく会っていなかった祖母に会う為出かけた。

猿軍曹

戦う日々がそこには待ち受けていた。或日象に乗った猿軍曹が言った。「君の部隊はどこの所属かね?」

茶々と何気ない音

音が聞こえた。金属的な音が・・・。約束と今までの君。もう一度と何度でも。

異人と寺院

絶え間なく流れる川と揺れる木々の閑散とした、属性の中で。 確かなものが何か、考えていた。世界は空間だ。その空間の中で空間をつかみ取る事ばかりを考えていた。