スタンプラリーする夢を見る。永遠に廻る。行っては戻りを繰り返す。個人の家の印鑑がスタンプになっている。詐欺と間違われずに、どうやってその印鑑スタンプをもらうか苦心する。ゴールは何故かお寺だが、スタンプが足りなくてまた戻される。ある店の店員がスタンプを持っていて知り合いだったのでスタンプをもらうことができたりした。
異端の鳥
神戸まで観に行ったけど、結果よく寝れたよ。
猫の死
朝、通勤途中の家のすぐ側の道路のど真ん中に車に轢かれたと思しき猫が死んでいた。自分の飼ってる飼い猫にそっくりだった。出社に間に合わないかもと頭をかすめたが、急いで家に戻り猫を探すがいない。あちこち探すとテーブルの下に隠れていた。ほっと安堵したが身内の猫で無ければ助けない自分に幻滅を覚えた。この世界で一日にどれだけの死があるだろうか、その一つ一つに悲しみを覚えるなら悲しみのダメージはどれだけ募ってくるだろうか。その悲しみで心は破裂するのだろうと思った。
スパイの妻
スパイは関係なかった、結局。告発する物としても弱くはねーかなと。フィルムをみんなで見てのオチは予想できたよ。
不幸中の幸い
義父が脳の病気になってからリハビリで歩けるようになっていると。「なら、まだ良かったね」と言ったら「良かったて事は無いわよ、せめて不幸中の幸と言って」と彼女が答えた。そこまで言葉に拘泥しなくてはならないのか、良かったと言う言葉を捉えてそこまで気にしなければいけないのかと訝った。
栗ご飯
遅めの夕食だった。焼き魚と栗ご飯だった。いつもは食べてる時には話さないのだけれど今日は何故か「栗ご飯美味しい?」と聞いてきた。昔小学校の給食で食べた栗ご飯が好きだったと言ったのを覚えていたのだろうか。だが正直この栗ご飯は美味しく無かった、というか私の口には合わなかったけれど、美味しくないと言うとまた険悪な雰囲気になりそうなので「普通だよ」と言ったら、「普通てことは美味しいて事やん」と反論された。もはや俺の少しの気遣いもわからないのだなとお互いの向いている方向の違いに今更ながら癖癖とした感情ばかりが募ってきた。