ドライブ・マイ・カー

映画ドライブ・マイ・カーがアカデミー賞を受賞したのは既定路線だった気はする。

主人公の妻を亡くした喪失から来ている拒否反応に対して、やがて来る舞台の危機に祭して立ち上がる行程が共感を呼んだのだろう。

それと聾唖者の舞台に立ち手話で話す仕草が、総合芸術としての映画の持つ視覚の効果をある意味でこの映画を際立たせたと言えるだろう。