心の隙間

母と今は亡き父の話をしていたとき
唐突に「淋しかったの?」と息子が聞いてきた
なぜだろうか、私自身孤独になれ親しんできたと思っていたが
父の不在という現実とそれにまつわる現象事象によって
心の或る隙間に寂しさが棲息していたのだろうか?
息子の発言に対して淋しかったのかも知れないと自問したが
時間の篩いはまだまだ必要だろうと感じた…