種子島観光

kishan2009-09-21

種子島の観光へと向かう
まずは鉄砲伝来の南の果てへと向かう
1時間もあれば到着する
途中で大蘇鉄も見に行く
宇宙センターへも行く

ロケットの打ち上げがなければ
ただの基地で、とりたてて何かあるものではなかった
しかし、この島ではどこへいってもサーファーの多さが目につく
全国のコアなサーファーが特に集結している感じがした
島ではサーフィンに適している波が
その日によって、どこかしらの浜で出現するのだそうだ
さながらサーファーはその波を求めて移動するなら
まるでジプシーに似ているのではないだろうかと感じた
至高の波を求めて永遠に彷徨うサーファーの情熱が
私には羨ましく思えた、人生の青春の最中に…
その青春をサーフィンに費やす日々をかけがえのない一瞬としていくのだろう
その対比が私の青春の影の残像と比較してみればどうだろう
バーベキューセットを買って外で焼肉をしていると
クワガタやカブトムシのメスが飛んできた
バーベキューの火に飛び込む虫達が死にゆく一瞬の命の消滅と
もし、私の青春がサーフィンへと向けられていれば
この種子島の地のどこかで定住する事もあっただろうかと
星明りに照らされた一部と
辺り一面の漆黒の闇の中で別の生活の行方を夢想していた…