鉛として過ごした歳月
仮説を重ねて世界の或る部分を理解しようとする行為に驚嘆を禁じえない
金や銀へと変化できる人は幸せだろうか?
水銀のような歳月を送った人は
やがて何へと変貌を遂げるだろうか?
- 作者: 四方田犬彦
- 出版社/メーカー: 工作舎
- 発売日: 2009/05/16
- メディア: 単行本
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私が書いたノートはどこに沈んでいるだろうか?
書物を操り、磨耗してゆく生活を日々送りながら…
芭蕉が言ったように、行く年も又旅人ならば
あらゆる意味で人は旅へと帰するのだろうか?
これもまた空中分解しているがしかたがない…