熱する南京町

 昼過ぎに、近くの南京町へとせっかくなので行く。
息子は移動中から寝た。中華街でも寝っぱなしだった。
 この暑さの最中寝るか?と思ったが疲れがたまっているのだろう。
 ブルース・リーの黄色いツナギを息子に買おうか悩んだ。細君は豚マンを実家のお土産に買っていた。汗だくで、あまりに暑いのでコーラのフラッペを食べた、脳に迄キーンと走る。
 細君はソフトクリームを帰りに食べたいと言った。
 持続力は無いが、過ぎ行く人生の一つの場面がここにあると認識した。
 帰りに三m迄送って私だけ歩いて帰った。
 この場所からあの場所へ。
 他人から知人へ…
 家族から親戚へ…
 それぞれの思いと気持ちが錯綜する
やはり、黄色のブルース・リーの服は買おうと思った…。