Piscine Naturelle

 st.joseph湾から伝統的なピローグという帆船でウピ湾をクルーズした。船には私達の他にフランス人の老夫婦2組と40代の男性が一人の相乗りだったが5人のフランス人は全て知り合いのようであった。老いてなお夫婦の幸せを満喫しているフランス人のバカンスの価値観にうらやましいかぎりだった。男性は老夫婦の息子であり義息かなとも思った。

 エメラルドグリーンの美しい海とマッシュルームのような奇岩の大自然に魅了された。
 しかし2時間もいらないというのが本音で1時間でクルージングは十分だと思うのはせこせことした日本人の感想だろうか?
 オロ半島に到着後、原生林を一時間ほど歩くと川が見えその先には自然に出来たプールがある。
 その川のほとりのレストランで昔ながらの現地の料理のブーニャを食べた。
 ブーニャは芋や南瓜などを鶏肉と共に地中にバナナの葉で包み蒸した料理だ。量が多くて芋が腹に溜まり少し食べるとすぐにおなかがいっぱいになった。味付けは塩のみで美味しいといえるものではなかった。
 そして、食事を終えると天然のプールへと。途中シマシマの海蛇がいたが全く動かなくそれが有名な蛇かどうかは確かめることが出来なかった。
 ピシヌ ナチュレルでシュノーケリングをと思っていたが太陽の日差しは問題ないが吹く風がとてもきつく水から出ると寒さが強かった。
 しかし、昼食で余ったフランスパンを持ちながら泳ぎに出。色々なカラフルな熱帯魚がパンをぱくつくのを眺めるのは楽しかった。
 風が強く持ってきたホップスのビーチボールを浜辺に置いていたが風に流されトントンと遠くまでコロコロと転がっていった。遠くで女の子がそれを拾い人々にあなたのですか?と聞いていた、私のところまで聞きに来なかったのでそのままにしていた。