パリで仕事を探すのは困難だった。薬の治験の仕事や日本人向けのスナック、日本食レストランは多かったが…。あるいは旅行会社とかくらいだ。日本でも私は裏の仕事を幾度となくこなした、それは家族や知り合いには決して話せる事が出来ない事も多かった。
そして、今も悪魔の所業を手伝う身として、一般の消費者金融で無くいや090金融より悪質とさえ言えるこの仕事を続けながら昔のアングラな仕事を思い出しかつリンクしながら次第と普通の仕事を例えばマクドやファミレスやコンビニ、小売り、卸売り…。それらの一般の常識の…いや裏側ではドロドロとしているかもしれないが…そんな人達よりあからさまなどろどろさの職業。そう娼婦やヤクザ、詐欺師等に対して或種の親近感がそこはかとなく静かに私の心の片隅に潜みつつあるのだ。
- 作者: 草下シンヤ
- 出版社/メーカー: 彩図社
- 発売日: 2004/05
- メディア: 単行本
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