あした旅にでよう。と思う時がたまにある、いやしょっちゅうか…。
 12万円あれば世界へと…そこはリアルワールドワイドだ…。ウェブは本当のリアルでは無い、肉体の五感をともなわないから。下川裕治が陥った罠、そうバンコクという罠は日本人の多くを魅了する。そうバンコクは現在のタンジェになろうとしている。昔は満州、上海がそうであったように、コスモポリタン的な都市が必要だ…。パリは?確かにコスモポール的ではあるが物足りなさを感じる。何もかもがごちゃまぜな感じの都市が我々日々規則正しくを規範とする民俗の対極ではあるがそこに一抹の優しさを感じずにはいられない。アジアにも無国籍地帯が必要だ。様々な人がお互いを理解しあう為に…。バンコクがそんな都市になればよいと願う…。

12万円で世界を歩く (朝日文庫)

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