時の刻

腕時計の針が止まっていた
ついに壊れたかと思ったが
とりあえずショップに行って
電池を交換してもらうことにした
なんなく動き出す針を尻目に
そろそろ年相応の時計が欲しいと思った
ハミルトンがシンプルで良いなと感じた
オープンハートはビジネス向きではなかったが
そのチラリズムに時計の属するオブジェの別の側面が感じられた
昔ならフランスの時計でないと買わないと頑固に決めていたが
スウォッチグループとはいえここにきてアメリカのブランドの時計に興味をもつとは…
歳月は人を変えるといったのは中学時代の中国から来日した友人の言葉であったか…