女神の移譲――書物漂流記

『燃えよ!カンフー』よりも『怒りの鉄拳』の方がはるかに感動的で面白いフィルムであったように、『キル・ビル』よりもタイのユッタルート・シパパックが二〇〇一年に撮った『キラー・タトゥー』の方がはるかに面白いという映画環境のなかに、すでにわれわれが突入してしまっている

『キラー・タトゥー』の方がはるかに面白いと言い切って大丈夫なのだろうか…

女神の移譲――書物漂流記

女神の移譲――書物漂流記