LOVE

生まれたときから余生は始まり
青春ノイローゼを経て
自分無くしの旅へと到達した人は…
そう漱石の則天去私(天に則り私を去る)
も自分無くしと同じだろう

LOVE (角川文庫)

LOVE (角川文庫)


そしてさらに自分だけのブーム
そうマイブームも経験していく
枝から落ちた木の葉のように地面に到達するまでに
人は逢瀬を重ねてどのような旅を続けてゆくのだろうか?
極楽浄土が無い、もしくは有ることに気づくのはいったいいつだろうか?