まいごのペンギン

熱帯の庭園に立つ全ての塔から時が落ちる…アイロン台と日傘の出会いは美しいのか?

ある日ドアを開けるといるペンギン。
ついてくる。
悲しそうな顔は迷子のよう。
ペンギンは南極に住む生き物だという事がわかる。
大きな船に南極まで行きたいと頼むが汽笛の音にかき消される声。
ボートを出して自力で南極までペンギンを連れて行く。
なんとか南極まで着いたが別れる時に今までで一番悲しい顔をするペンギン。
迷子になった作者の経験。茫漠とした南極。ペンギンのつぶらな瞳。家族不在の物語。

まいごのペンギン (にいるぶっくす)

まいごのペンギン (にいるぶっくす)