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　前回の面接で不採用だと思っていたのだが急遽本日二次面接となった。現場の担当課長とも面談したほうが良いのではないかとの事だった。
このチャンスを逃してはいけないと思い

病院・クリニックの集患術・接客術―実践 患者がどんどん集まる病院のホスピタリティ (New Medical Management)

本を買って勉強して臨戦態勢に入る。

　前回の人事部長と共に入って来たのは鬚面で細身の怖そうな人だった。その担当課長は椅子に座るなり顔面白濁から顔面黄疸に移行した私の顔を見て「その顔では受付は無理です」と一言。「しかも爪も汚いので、今日はクリニックで爪を綺麗にしてから帰ってください」と言われた。
　そしてクリニックで両手の爪を全て剥がされた私はクリニックを後にした。10枚の爪だけが残った…。
私は泣きながら子供を連れてパスポートの受け取りと明日の友人の披露宴の為に実家へと戻った。帰る途中に癒しを求めるように動物園に行ったが16時で閉園だった。駐車場代も無駄になった。