ありえない話しとしての小説が好きだ。ブコウスキーにしろ王太郎にしろこういったのは現実にありえないがその描写力が重要で、その世界に引き込まれないと意味が無い。共通しているのは一貫した文体であり、その他の文体で書くと自我の問題が脅かされるごとく。それが魅力でありまた不満としての諸刃の剣であると言える。
 王太郎は阿修羅ガールが秀逸だ、今回の作品はわからない。端的に言って面白くない一歩間違えばくだらない文体が続くのみだ…。
みんな元気。