ハシシの昼

 塔に登り座って瞑想していると横にネパール人が座り、ハシシを吸うか?と
 お言葉に甘えて吸うが物凄い嫌悪感と猜疑心が増幅された。
なんとか逃げないとと思い、執拗に催促する彼を振払おうとトイレに行きたいと言った。
 近くの食堂に連れていかれるが猜疑心が骨頂でこのまま連れ去られる妄想にかられる。
 すぐさま逃げ出し、或寺の前で震えながらすごした…。ホテルに戻ろうにも方向感覚が全く失われていた…。