いのちの食べかた

オーストリア・ドイツ映画
ドキュメンタリーで字幕、台詞、音楽無しで淡々と描写のみで進んでいく。

いのちの食べかた [DVD]

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刑務所の囚人のようなニワトリ
ベルトコンベアで流される豚の死体
真っ二つの豚
オートメーション化された命の羅列
豚足であれチャーシュー、豚の角煮、生姜焼きだろうが
全て豚という生き物の摩滅した命の一部だという事を再認識させられる

家畜が人間にとって食べられる存在だとして
人以外は殺して食べてよいという観念が根底に流れているのだろうか?
その人間も或る種族もしくはある生き物からすれば食べられる存在ならどのように感じるだろうか…
淡々と流れてゆく映像をの果てに、多くの人がベジタリアンになる事は請負だ…