2022-07-02 初夏の甍 連日暑い。とろけそうだ。 お供えの、粗供養が実家に届いたと連絡が入った。 とっさにs本さんあんたの分までこの世界で生きてやんよ、とふと思う。 それに付随してこの世界の片隅にと言う言葉がぽつりと出る。 地下鉄で夕陽丘へ向かう。 いつもフランスの料理教室へは遅れてばかりだ。 遅れてゴメン、今日は暑いですね。いや毎日ちか。と言うフランス語が口をついて出る。